『 恋をしましょう(Let’s Make Love) 』 イヴ・モンタンとマリリン・モンローの共演 さらにビング・クロスビー、ジーン・ケリーも本人役で出演したオール・スター作品

公開日: 

世界的な人気歌手になっていたイヴ・モンタン(Yves Montand)をハリウッドに招き、大女優になっていたマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)と共演させ製作したのが映画『 恋をしましょう(Let’s Make Love)』です。1960年のミュージカル的なコメディー作品です。製作はジェリー・ウォルド(Jerry Wald)、監督はジョージ・キューカー(George Dewey Cukor)です。

映画 『 恋をしましょう 』 予告編  Trailer  1960.

音楽を担当したのはライオネル・ニューマン(Lionel Newman)とアール・ヘイゲン(Earle Hagen)ですがアール・ヘイゲンのクレジットはありません。イヴ・モンタンが演じる富豪ジャン=マルク・クレマンに歌と音楽センスを教える役としてビング・クロスビー(Bing Crosby)と映画『 雨に唄えば(Singin’ in the Rain)』のジーン・ケリー(Gene Kelly)が本人役で出演しています。また俳優でありコメディアンであるミルトン・バール(Milton Berle)も本人役で出演しています。

映画 『 恋をしましょう 』 Opening Credit Music source  1960.

主題歌の「恋をしましょう」は映画のタイトル同様 Let’s Make Love で作詞:サミー・カーン(Sammy Cahn)、作曲:ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン(James Van Heusen)です。歌っているのはマリリン・モンローとフランキー・ヴォーン(Frankie Vaughan)途中からイヴ・モンタンに替わります。

映画 『 恋をしましょう 』 Let’s Make Love original source 1960.

イヴ・モンタン(Yves Montand)は1945年に出演した映画 『 夜の門(Les portes de la nuit)』の中で名曲となる「枯葉(Les feuilles mortes)』を歌っていますが公開当時は映画も曲もヒットしなかったと言えるでしょう。シャンソン歌手として人気があったジュリエット・グレコ(Juliette Gréco)がカバーしたことでヒット曲になりました。

映画 『 夜の門 』 枯葉  イヴ・モンタン(Yves Montand)1945.

マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)はこの映画『 恋をしましょう 』のあと翌年の1961年の映画『 荒馬と女(The Misfis)』でクラーク・ゲーブル(Clark Gable)と共演します。クラーク・ゲーブルはこの作品のクランク・アップ後に心臓発作を起こし急逝しました。翌、1962年8月5日にはマリリン・モンローも36歳の若さで亡くなります。

映画 『 荒馬と女 』 予告編 Trailer 1961.

マリリン・モンローは生前『シェークスピアのような芸術作品に出演したかった。』と言い残しています。21世紀に入った現在、マリリン・モンロー自身が美しい芸術のような人物になり継承されていると思います。

下にある映画『 恋をしましょう 』のポスターはall-cinemaサイトに直接移行いたします。スタッフ・キャスト情報ならびにあらすじが掲載されています。ご活用ください。

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Translate »
PAGE TOP ↑