『荒野の七人』日本から舞い降りたサムライたち

公開日:  最終更新日:2019/03/17

1954年の黒沢明監督『七人の侍』を観た俳優、ユル・ブリンナーが自らを主役にしてアメリカ版西部劇にリメイクしようと思い立ったのがきっかけで制作された映画です。『荒野の七人』The Magnificent Seven 1960年制作。主題曲を担当したのはエルマー・バーンスタインで『ウエスト・サイド物語』の作曲者、レナード・バーンスタインと混同しそうですがまったくの別人で血縁関係もありません。

『荒野の七人』original sound track

壮大なこの楽曲は「西部劇」そのものを表現する音楽になりoriginal sound trackの発売は公開から11年後の1971年になります。

前述のとおりユル・ブリンナーの考案からスタートし監督、主演はユル・ブリンナーのはずでした。彼の「できるだけ七人の侍と同じストーリーで制作したい」との方針から登場人物、設定、台詞などが再現されておりますが日本の戦国時代における武士浪人と貧困農民の関係をアメリカ西部開拓時のならず者とメキシコ人に置き換えておりメキシコ政府への配慮に苦心したそうです。

(原因は定かではありませんが、ユル・ブリンナーは監督を降りています。)

日本での初公開時のポスターは主役のユル・ブリンナーがメインでしたが、この映画がきっかけとなりスティーブ・マックイーンの人気に火がつきました。

初公開時のポスター

リバイバル時のポスター

この『荒野の七人』の主役級の2名は映画『OK牧場の決闘』で描かれているコラルで実際に起きた銃撃戦に居合わせた想定になります。

『OK牧場の決闘』ディミトリ・ティオムキン作曲 歌:フランキー・レーン original sound track 1957年

この映画に出演したスティーブ・マックィーンは銃の扱いが非常に上手くユル・ブリンナーに演技指導しております。

この映画の前に出演した『戦雲(Never So Few)1959年』ではサミー・デービス・Jrが降板した事で、1956年の『傷だらけの栄光』(主演:ポール・ニューマン)ではジェームス・ディーンの死去による代役を務めており『戦雲』監督であるジョン・スタージェスから「次回作にも出演のオファーをする」と確約されて出来上がった映画が『荒野の七人』です。

   映画『戦雲』original sound track

下部『荒野の七人』ポスターはレンタル・サイト・TUTAYAディスカスのこの映画にリンクされております。また「関連動画」内では予告編などの同映画の動画が楽しめます。ぜひ、ご活用ください。

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