『 G.I.ブルース(G.I.Blues)』エルヴィス・プレスリー兵役後の最初の作品

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映画 『 G.I.ブルース(G.I.Blues)』は彼の5本目の主演作品で、1958年から1960年まで実際に西ドイツに駐留後の最初の作品でもあります。1960年製作・公開のアメリカ・ミュージカル映画になります。G.Iとはアメリカ陸軍兵の俗称でgalvanized iron、直訳すると亜鉛引きの鉄板の意味で、これが転じ、のちにGovemment IssueからG.Iと略されたものです。

映画 『 G.I.ブルース 』 予告編 Trailer  1960.

監督はノーマン・タウログ(Norman Taurog)で1936年の映画『 愉快なリズム(Rhythm on the Range)』の監督でもあります。音楽はジョセフ・J・リリー(Joseph J.Lilley)、出演はエルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)ほかジュリエット・プラウス(Juliet Prowse)、またプレスリーとかつてバンドを組んでいたリード・ギターのスコッティ・ムーアー(Scotty Moore)、ドラマーのDJフォンタナ(Dominic Joseph Fontana : ドミニク・ジョセフ・フォンタナ)の姿を観ることができます。

映画 『 愉快なリズム 』 original sound track  1936.

映画内で観て聴くことができる曲数は11曲です。ここでは、その中から3曲だけピック・アップします。なおElvis Presleyの日本語表記ですがかつてはエルビス・プレスリーでしたがアルファベットのVを母音にした場合ヴを使用することに統一されたようですのでエルヴィス・プレスリーと表記いたします。

映画 『 G.I.ブルース 』 より G.I.ブルース  original source  1960.

映画のタイトルにもなっている曲G.I.ブルース(G.I.Blues)はシド・テッパー(Sid Tepper)とロイ・C・ベネット(Roy C.Bennett)が共同で作詞、作曲しています。

映画 『 G.I.ブルース 』 ポケットが虹でいっぱい original source  1960.

挿入歌 ポケットが虹でいっぱい(Pocketful of Rainbows)は作詞、作曲:フレッド・ワイズ(Fred Wise)and ベン・ウェイズマン(Ben Weisman)です。

映画 『 G.I.ブルース 』 さらばふるさと  original source  1960.

挿入歌「さらばふるさと(Wooden Heart)」はドイツのシュヴァーベン地方という場所に伝わっていた民謡だそうです。原題は「ムシデン(Muss i fden)」と言って映画『 Uボート(Das Boot)』でも使われています。プレスリーはこの曲を前半は英語で、後半はドイツ語で歌っています。

映画 『 G.I.ブルース 』にはこの3曲のほか、今夜は恋の気分で(Tonight is so right for Love)、僕の彼女はこんな風(What’s she really like)、フランクフルト・スペシャル(Frankfurt Special)、いかす買物(Shoppin’ Around)、奴のあだ名はビッグ・ブーツ(Big Boots)、マーチで行こう(Digja’ Ever)、ブルー・スエード・シューズ(Blue Suede Shoes)、ベストは尽くしたが(Doin’ the Best I can)を映画内で歌っています。

映画 『 G.I.ブルース 』 ブルー・スエード・シューズ Film   1960.

オリジナル・サウンド・トラック盤にはブルー・スエード・シューズは収録されていません。

下にある映画 『 G.I.ブルース 』の画像はレンタル・サイトのTSUTAYAディスカスにおける同作品に直接移行いたします。スタッフ・キャスト情報に加え あらすじ レビュー投稿文章もございましたのでご参考いただけると思います。ご活用ください。

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