『ベン・ハー(Ben-Hur)』チャールストン・ヘストン主演 1959年 3回目の映画化は超大作
『ベン・ハー(Ben-Hur)』は1907年、1925年にも映画化されておりチャールトン・ヘストン(Chalton Heston)主演による制作で3回目になります。上映時間212分、総製作費15000000ドル(54億円:当時)の超大作でMGMの命運をかけて製作された結果、大成功をおさめ倒産をまぬがれた経緯があります。
映画『ベン・ハー』(Ben-Hur)1959年制作・公開 アメリカ映画
第32回アカデミー賞で11部門を受賞、現在でも最多受賞作品になります。主演男優賞、チャールトン・ヘストン(Chalton Heston) 助演男優賞をヒュー・グリフィス(Hugh Griffith)が獲得しています。音楽を担当したのはミクロス・ローザ(Miklos Rozsa)で3回目の受賞となりました。
オリジナル・サウンド・トラック盤は指揮者、カルロ・サヴィーナ 演奏、ローマ交響楽団による楽曲とされております。
映画『ベン・ハー』original sound track 1959年
この音源は映画に使用されたものとは異なります。オリジナル音源はレコード化されていないようです。
映画『ベン・ハー』オリジナル音源 original source 1956年
主人公のベン・ハー役には当初、ポール・ニューマン(Paul Newman)が有力視されていたのですが自身の肉体がギリシャ彫刻(神話)にふさわしくないという理由で断っています。
映画『ベン・ハー』予告編 Ben-Hur Trailer 1959年
ミクロス・ローザはアカデミー賞に17回もノミネートされています。
アルフレッド・ヒッチコック監督、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)とグレゴリー・ペック(Gregory Peck)主演の『白い恐怖(Spellbound)』(1944年公開)と1947年公開の『二重生活(A Double Life)』が受賞作品になります。
映画『白い恐怖(Spellbound)』original sound track 1944年
映画『二重生活(A Double Life) original sound track 1947年
映画『予期せぬ出来事(The V.I.P.s)』(1963年)の音楽も作曲しています。この映画は『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』の主演女優、ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)の不倫による逃避行の際、飛行機が欠航してしまい元の鞘に戻っていく実話を映画化したものです。
映画『予期せぬ出来事』「プレリュード」 original sound track 1963年
映画『予期せぬ出来事』「愛のテーマ」 original sound track 1963年
映画 『 風と共に去りぬ 』 予告編 Trailer
下にある映画『ベン・ハー』ポスターはレンタル・サイトのTSUTAYAディスカスでレンタルする際に間違えないよう同映画に直接移行いたします。サイト内にはスタッフ・キャスト情報、あらすじに加えご覧になられた方からのレビュー投稿もございますのでご参考にしてください。
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