『愛と哀しみのボレロ(Les uns et les Autres)』ミッシェル・ルグランとフランシス・レイの共演作品
『愛と哀しみのボレロ(Les Uns et les Autres)』は1981年のフランス映画で音楽を担当したのは映画『シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)』のミシェル・ルグラン(Michel Legrand)と『ある愛の詩(Love Story)』のフランシス・レイ(Francis Lai)で分業されています。
4人の国籍の違う音楽家たちをモデルにしており、戦争の過酷さを乗り越え1980年、ユニセフのチャリティー・コンサートのためにパリに集まります。
4人の音楽家
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮者)
グレン・ミラー (ジャズ・バンドのリーダー)
ルドルフ・ヌレエフ (バレーダンサー)
エディット・ピアフ (シャンソン歌手)
ラスト17分のバレーダンス映像中に用いられたモーリス・ラヴェル(Joseph Maurice Ravel)の「ボレロ(Bolero)」は1928年の作曲で同一リズムの繰り返しの中に2種類のメロディーを組み入れた構成になっております。当初の曲名は「ファンタンゴ(Fandango)」でした。
モーリス・ラヴェル作曲 ボレロ(Bolero) original sound track
この楽曲は2016年5月1日、フランス本国において著作権が消滅していますが、ラストのバレーダンスの振り付けは日本で初めて、パフォーマンスにおける知的財産権を獲得しており自由な使用が認められておりません。
ロシアとフランスの音楽を担当したのがフランシス・レイ、アメリカのジャズとクラシック部門担当がミッシェル・ルグランでした。
フランシス・レイ作曲「ママの想い出(ballade Pour Ma Memoire)」
original sound track
歌っているのはフランシス・レイ本人とリリアン・ディヴィスです。
『愛と哀しみのボレロ』メインテーマ Les in’s et Les Autres
フランシス・レイ作曲 歌:ニコール・クロワジール Nicole Croislle
original sound track
ミッシェル・ルグラン作曲
「世紀末の香り(Un Parfume de Fin du Monde)」
歌:ミッシェル・ルグラン&ジャッキー・ワード original sound track
「世紀末の香り」(Un Parfume de Fin du Monde Instrumental)
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