『アイドルを探せ (Cherchez L’idole)』ヌーヴェル・ポップスのスタートになった名曲
映画『アイドルを探せ(Cherchez L’idole)』は1963年公開のフランス作品でシャンソンが絶対的音楽であったフランスにヌーヴェル・ポップが流行するきっかけとなりました。製作当時のフランス・アイドルたちが次々と登場し話題となった作品です。
映画『アイドルを探せ』original source Sylvie Vartan 1964.
映画『アイドルを探せ』original source 1964.(著作権利侵害のためブロック : 解除されたかもしれません。)
歌っているのはシルヴィー・ヴァルタン(Syivie Vartan)というフランスの女性歌手で映画初出演作になります。曲名は「アイドルを探せ」ではなく「La plus belle pour aller danser」であり「踊りに行く1番の美女」という意味になります。シルヴィー・ヴァルタンが主演ではありませんが映画に挿入された楽曲の中では飛び抜けた大ヒット曲になりました。
主演はダニー・サヴァル(Dany Saval)ほかフランク・フェルナンデル(Franck Fernandel)、ベルデ・グランバル(Berthe Grandval)などで「La plus belle pour aller danser」の作詞者シャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)も出演し「想い出の瞳(Et pourtant)」を歌っています。
映画『アイドルを探せ』より「想い出の瞳」original sound track 1963.
作曲者のジョルジュ・ガルヴァランス(Georges Garvarentz)は1969年の映画『ラムール(L’Amour)』、1971年には映画『哀愁のパリ(Sapho ou la fureur d’aimer)』を作曲しています。
映画『アイドルを探せ』より「想い出の瞳」original sound track 1963.
映画『ラムール』original sound track 1969年
映画『哀愁のパリ』original sound track 1971.
下にある映画『アイドルを探せ』ポスターはレンタル・サイトのTSUTAYAディスカスでレンタルする際に間違えないよう同作品に直接移行いたします。またサイト内にはスタッフ・キャストの紹介 あらすじ レビュー投稿記事もご参考にしていただけます。ご活用ください。
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