『慕情(Love is a Many-Splendored Thing)』 北京の月はどこよりも大きいのよ!
医師として香港で開業していたハン・スーインが発表した自伝的小説を映画化したのが1955年公開のアメリカ映画『慕情(Love is a Many-Splendored Thing)』です。ハン・スーイン(韓 素音)はペンネームで本名はエリザベス・コンバー(Elizabeth Comber)といい中国人の父とベルギー人の母の間に生まれました。
映画 『 慕情 』 opening credits Theme Music 1955.
主題歌を作曲したのはサミー・フェイン(Sammy Fain)でジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini)の歌劇「蝶々夫人(Madame Butterfly)」のアリアである「ある晴れた日」からヒントを得ています。
映画『慕情』original sound track 1955年
この映画『慕情』の主題歌は映画音楽史上の名作と言われていてアカデミー歌曲賞を受賞しています。作詞を担当したのはポール・フランシス・ウェブスター(Paul Francis Webster)で「April Love」や「Rio Bravo」も彼の作詞になります。
映画『慕情』original source song 1955年
映画『リオ・ブラボー』original sound track 1959年
映画『慕情』予告編 Trailer 1955年
主役の女医ハン・スーインを演じたのは身長170cmあるジェニファ・ジョーンズ(Jennifer Jones)、相手役には二枚目スター、ウィリアム・ホールデン(William Holden)でこの二人は1974年の映画「タワーリング・インフェルノ(The Towering Inferno)」で再度、共演する事になります。
映画『タワーリング・インフェルノ』original sound track 1974年
ジェニファ・ジョーンズにとって映画『タワーリング・インフェルノ』は最後の出演作になります。またウィリアム・ホールデンは63歳の時に泥酔し自宅の階段から落ち亡くなっています。
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