『 二人でお茶を (Tea for Two)』 愛し合う二人の将来の夢物語
2019年5月13日、女優ドリス・デイ(Doris Day)が亡くなりました。今月中にどうしてもこの映画『二人でお茶を(Tea for Two)を挙げておきたくて記します。(2019.05.30)
映画『二人でお茶を』(Tea for Two)は1950年制作のアメリカ映画でドリス・デイ(Doris Day)が同名主題曲を歌い名実ともにスター女優となりました。元々はミュージカル「No,No,Nanette」の主題歌で1925年に作られています。
作詞:アーヴィング・シーザー(Irving Caesar)
作曲:ヴィンセント・ユーマンス(Vincent Millie Youmans)
映画『二人でお茶を』 original sound track 1950年
作曲者のヴィンセント・ユーマンスが自宅アパートにアーヴィング・シーザーを呼びつけて「この曲に即興で詩をつけてくれ!」と無理強し、わずか5分で書き上げたものがそのまま手直しされずに使われています。
「No,No,Nanette」の3回目の映画化になり興行的にも成功しました。
映画『二人でお茶を』 予告編 Trailer 1950年
ドリス・デイはこの映画で歌とダンスに励む元富豪の姪という役柄になっていますが自身も幼少期から踊りが大好きでバレリーナを目指していました。15歳の時に列車事故に遭遇し激しいダンスができない身体になり断念しています。
1956年にはアルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)監督映画『知りすぎていた男(The Man Who Knew Too Much)』に主演し「ケ・セラ・セラ(Que Sera Sera)」が第29回アカデミー歌曲賞を受賞しています。
映画『知りすぎていた男』 original sound track 1956年
3人目の夫が死去すると映画界から引退し晩年は動物愛護に尽力していました。
下にある映画『二人でお茶を』ポスターはTSUTAYAディスカスでのお取り扱いはございませんがTSUTAYA-Movieサイトでレンタルとご購入が可能ですので直接移行できるようにリンクされています。レビュー投稿文章が掲載されていますのでご参考にしていただけると思います。ご活用ください。
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