『アパートの鍵貸します(The Apartment)』 シリアスな喜劇俳優 ジャック・レモン

公開日:  最終更新日:2023/06/23

映画『アパートの鍵貸します』(The Apartment)は1960年製作・公開のアメリカ作品で音楽を担当したのはイギリス、ロンドン出身のアドレフ・ドイッチ(Adolph Deutsch)です。

映画『アパートの鍵貸します』opening credits Theme Music  1960.

映画『アパートの鍵貸します』original sound track 1960年

前年の1959年公開『お熱いのがお好き( Some Like It Hot )』主題曲もアドレフ・ドイッチによるものです。監督はビリー・ワイルダー(Billy Wilder)です。

映画『お熱いのがお好き』original sound track 1959. Some Like It Hot (Marilyn Monroe)この楽曲はSMEによって国内ではブロックされています。

映画 『 お熱いのがお好き 』 opening credits Theme Music 1959.

映画『 お熱いのがお好き 』 予告編 Trailer 1959.

映画『お熱いのがお好き』original sound track 1959.  I’m Through With Love

アドレフ・ドイッチ は1930年代の終わりころからハリウッドの映画音楽の作曲しはじめ、1956年には映画『オクラホマ(Oklahoma!)』でアカデミー賞を受賞していますが作詞、作曲はリチャード・ロジャース(Richard Rodgers)&オスカー・ハマースタイン2世(Oscar Hammerstein Jr)のコンビであり、一部加筆のみ アドレフ・ドイッチ が担当したようです。

『オクラホマ』Oklahoma! Main Theme 1955.

映画『オクラホマ』Oklahoma!より「Oh what a Beautiful Morning」

マリリン・モンローが出演した『お熱いのがお好き』も『アパートの鍵貸します』も主演はジャック・レモン(Jack Lemmon)、監督はビリー・ワイルダーです。ジャック・レモンが演じた「うだつのあがらない」サラリーマン役や女装した演技などから、戦後のアメリカ映画界最高の喜劇俳優と言われています。

1962年の映画『酒とバラの日々(Days of Wine and Roses)』では一転、アルコール依存症のシリアスな演技で現代人の持つ性格の脆弱さを見事に表現しました。

映画『酒とバラの日々』original sound track 1962年

晩年、ジャック・レモンはアメリカのインタビュー番組である「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に出演、自身が「アルコール依存症」で苦しんでいた事を告白しています。

映画『アパートの鍵貸します』予告編 1960年

下にある映画『アパートの鍵貸します』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでレンタルする際に間違えないよう同映画に直接移行いたします。サイト内にはスタッフ・キャスト情報、あらすじに加え、ご覧になられた方からのレビュー投稿文もございますのでご参考にしてください。

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