Captain Carey U.S.A 『別働隊』主題曲は「モナリサ(Mona Lisa)」

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映画『別働隊(Captain Carey U.S.A)』は1950年のアメリカ作品でイタリアを舞台にした戦争サスペンスになります。主演は3年後に映画『シェーン(Shane)』の主役を務めることになるアラン・ラッド(Alan Walbridge Ladd)です。

映画『別働隊』より「モナリサ(Mona Lisa)」ナット・キング・コール

主題歌とされる「モナリサ」は劇中では敵兵がやってきたことを伝える音楽としてギターソロで聴くことができます。

映画『別働隊』より「Mona Lisa」original source 1950.

作曲者はジェイ・リビングストン(Jay Livingston)、作詞者はレイ・エヴァンス(Ray Evans)で1937年からコンビを組み映画音楽に携わっています。1948年公開の映画『腰抜け二挺拳銃(The Paleface)』の挿入歌である「ボタンとリボン(Button and Bows)」で初のアカデミー歌曲賞を受賞し、この「モナリサ」で2度目の受賞に輝きました。

映画『腰抜け二挺拳銃』より「ボタンとリボン」original source 1948.

1956年にはアルフレッド・ヒッチコック監督(Alfred Hitchcock)の映画『知りすぎていた男(The Man Who Knew Too Much)』の主題歌「ケ・セラ・セラ(Que Sera Sera)」で3回目の受賞を果たします。

映画『知りすぎていた男』より「ケ・セラ・セラ」original sound track 1956.

「ケ・セラ・セラ」は主演女優のドリス・デイ(Doris Day)が歌っていて別名タイトルとして「Whatever Will Be,Will Be」や「Whatever Will Be」があります。「なるようになるさ・・・」という意味で、いずれも同じ曲を表しています。

1951年の映画『腰抜けペテン師(The Lemon Drop Kid)』で使われた「銀の鐘(Silver Bells)」はクリスマス・ソングを代表する音楽です。もちろんジェイ・リビングストンとレイ・エヴァンスによる楽曲です。

映画『腰ぬけペテン師』より「銀の鐘(Silver Bells)original source 

ナット・キング・コール(Nat King Cole)が歌う「Mona Lisa」は映画公開後に録音されたもので劇中では使われていません。

下にある映画『別働隊』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでこの作品を検索する際に間違えないよう同映画に直接移行いたします。またサイト内にある「関連動画」ではこの映画の一部が無料配信されております。ご活用ください。

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