『 河は呼んでいる（L’eau vive / Girl and the River）』パスカル・オードレの代表作品、ゴールデン・グローブ賞受賞作品

映画『 河は呼んでいる（L’eau vive / Girl and the river）』は1958年のフランス作品です。実際にダムの建設がおこなわれたセール・ポンソン湖を題材の背景にしています。原作はジャン・ジオノ（Jean Giono）、監督はフランソワ・ヴィリエ（François Villiers）です。

映画『 河は呼んでいる 』 opening credits Theme Music 1958.

フランソワ・ヴィリエは1948年に『 マルセイユの一夜（HANS LE MARIN）』という映画で初監督を務めます。この『 河は呼んでいる 』は3作品目にあたり、製作に3年を要しました。1959年のゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を受賞しています。

映画『 河は呼んでいる 』L’eau vive by Guy Béard

音楽を担当したのはエジプト出身のシャンソン歌手であったギイ・ベアール（Guy Béard）で作詞、作曲、歌唱のすべてを担当しました。英語表記での名前はガイ・バートになりますが同一人物です。

映画『 河は呼んでいる 』 Film  1958.

主演はパスカル・オードレ（Pascale Audret）とシャルル・ブラヴェット（Charles Blavett）です。パスカル・オードレは1935年生まれのフランスの女優です。1954年に映画俳優としてデビューしました。代表作は今回の作品である『 河は呼んでいる 』になります。2000年7月17日に同乗していた自動車がトラックと衝突してしまい即死しました。64歳でした。

映画『 河は呼んでいる 』 full movie  1958.

この記事を書いた2023年10月10日においてyou-tubeで映画『 河は呼んでいる 』は全編が公開されていましたのでリンク致します。映画館での公開後、ビデオ・テープ化されて販売されたようですがDVD、Blu-rayにはなっていないようです。

下にある映画『 河は呼んでいる 』の画像は当館が所持している初公開時のパンフレットになります。レンタル・サイトのTSUTAYAディスカスではお取り扱いがございませんので映画専門サイトであるallcinemaにリンクさせていただきました。あらすじ、スタッフ、キャスト情報は掲載されています。