『ハタリ!(Hatari!)』 子象の行進~あぶないよ!~
映画『ハタリ!(Hatari!)』は1962年のアメリカ映画で北タンザニアを舞台に野生動物と猛獣たちを動物園やサーカスに売るために生け捕りたい人間たちを描いた作品です。
映画『ハタリ!』original sound track 「子象の行進」1961年
南アフリカの動物保護主義者イアン・プレイヤー(Ian Cerdric Audley Player)が白サイの絶滅を防ぐため捕獲し移住地へと導いた「ライノ作戦」のドキュメンタリー映画からヒントを得て製作されました。
映画『ハタリ!』予告編 Trailer 1962年
音楽を担当したのはヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)で作品を見て楽譜を書いています。映画中ではジョン・ウェイン(John Wayne)の相手役女優エルザ・マルティネッリ(Elsa Martinelli)が子象3頭を水浴びさせるシーンで使われました。
聴く者にサーカスをイメージさせるようイントロダクション部に蒸気オルガンを使っています。1962年、グラミー賞ベスト・インストゥルメンタル・アレンジメント賞、受賞作品となりました。曲の題名を「Baby Elephant Walk」邦題が「子象の行進」と言います。
監督のハワード・ホークス(Howard Winchester Hawks)は1948年の映画『赤い河(Red River)』で当時まだ無名俳優だったジョン・ウェインを主演に起用しその後、映画『リオ・ブラボー(Rio Bravo 1959年)』そして映画『ハタリ!』とコンビを組んでいきました。
映画『赤い河(Red River)』 original sound track 1948年
映画『リオ・ブラボー(Rio Bravo)』 original sound trck 1959年
この2作品の音楽を担当したのはディミトリー・ティオムキン(Dimitri Tiomkin)です。
下にある映画『ハタリ!』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでレンタルする際に間違えないよう同映画に直接移行いたします。またサイト内にある「関連動画」ではこの映画の一部が無料配信されております。ご活用ください。
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