『大人は判ってくれない(Les Quatre Cents Coups)』

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短編映画の監督であったフランソワ・トリュフォー(François Roland Truffaut)が長編作品を作り上げた第1作目となる『大人は判ってくれない(Les Quatre Cents Coups)』は1959年のフランス作品になります。

映画 『大人は判ってくれない』 予告編 Trailer 1959.

公開当時の予告編でもわかるように非常に評価が高くカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、ヌーヴェルヴァーグ(新しい波)の代表的な作品と評されています。フランソワ・トリュフォー自身の少年時代を映画化した作品で、脚本も自らが執筆していますがテレビドラマの脚本家であったマルセル・ムーシー(Marcel Moussy)の協力も求めていて、さらに当時の新聞記事なども参考にしています。

映画 『 大人は判ってくれない 』 original sound track 1959.

音楽を担当したのはジャン・コンスタンタン(Jean Constantin)です。題名の直訳は「400回の殴打、打撃」になり「放埒な生活をおくる」というフランスの言葉が由来となっています。

主演のジャン-ピエール・レオ(Jean-Pierre Léaud)はオーディションで選ばれた子役で当時13歳でした。どうしても俳優になりたい気持ちが実を結んだデビュー作で彼も一躍、ヌーヴェルヴァーグを代表する俳優となりました。

フランスワ・トリュフォーが監督した1962年の映画『二十歳の恋(L’amour à 20 ans)』のフランス編である『アントワーヌとコレット(Antoine et Colette)』でも主演していて『大人は判ってくれない』の続編になります。

映画 『 アントワーヌとコレット/二十歳の恋 』 Main Theme 1962.

映画『 二十歳の恋 』の音楽を担当したのはジョルジュ・ドルリュー(Georges Delerue)でフランソワ・トリュフォー監督の主要な作品の多くを手掛けています。

映画 『 アントワーヌとコレット/二十歳の恋 』 Main Theme song 1962.

『アントワーヌとコレット』のアントワーヌが主演のジャン=ピエール・レオでコレットを演じたのはマリー=フランス・ピジェ(Marie-France Pisier)になります。のちにコレットという名がリリアーヌと変わって1973年の映画『アメリカの夜(La Nuit américaine/ Day for Night)』、最終章になる映画『逃げ去る恋(L’Amour en fuite)』に繋がります。音楽はどちらも ジョルジュ・ドルリュー(Georges Delerue)が担当しました。

映画 『アメリカの夜 』 original sound track 1973.

映画『 逃げ去る恋 』 original sound track 1979.

フランソワ・トリュフォーは主演したジャン=ピエール・レオを生涯、本当の息子のように接していたそうです。1983年に脳腫瘍と診断され翌1984年10月に亡くなりました。ミロシュ・フォアマン(Miloš Forman)が監督した映画『アマデウス(Amadeus)』のプレミア上映会に行くことを楽しみにしていましたが叶いませんでした。

映画 『アマデウス 』Title Theme 1984.

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