『 フラッシュダンス(Flashdance)』What a feeling by Irene Cara

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ミュージック・ビデオ形式で製作された映画『 フラッシュダンス(Flashdance)』は1983年のアメリカ作品で、オリジナル・サウンド・トラック盤もヒットしました。アイリーン・キャラ(Irene Cara)が歌ったFlashdance…What a FeelingはビルボードHOT100の第1位、日本ではオリコン週間洋楽部門のシングル・チャートで21週間連続で第1位を記録、さらに翌年のアカデミー賞歌曲賞、ゴールデン・グローブ賞 主題歌賞を受賞しました。

映画 『 フラッシュダンス 』 予告編 Trailer  1983.

音楽を担当したのはジョルジオ・モルダー(Giorgio Moroder)でイタリア生まれの作曲家ですが、特筆すべきはシンセサイザー奏者であることと映画音楽に対するプロデュースです。この映画『フラッシュダンス』の主題歌Flashdance…What a Feelingもシンセサイザーを活かした曲の構成と演奏になっています。作詞はキース・フォーシー(Keyth Forsey)とアイリーン・キャラ(Irene Cara)で、歌っているのもアイリーン・キャラです。

映画 『 フラッシュダンス 』 original sound track  1983.

アイリーン・キャラ(Irene Cara)は1980年に公開された映画『 フェーム(Fame)』でも主演と主題歌Fameを歌っていますが、製作前の時点では脇役での出演予定でした。歌唱力が認められて急遽、主演に大抜擢されました。作詞:ディーン・ピッチフォード(Dean Pitchford),作曲:マイケル・ゴア(Michael Gore)による楽曲でアカデミー歌曲賞を受賞しました。

映画 『 フェーム 』 original sound track  1980.

ミュージック・ビデオ(MV)スタイルでの映画製作を成功させた『 フラッシュダンス 』はのちに公開される映画『 トップガン(Top Gun)』などの製作にも大きく影響していて、アメリカにおける流行歌(Pops)を映画から排出する、または場合によってはその逆のパターンをもたらしました。

映画 『 フラッシュダンス 』 より Maniac Michael Sembello  1983.

マイケル・センベロ(Michael Sembello)の楽曲であるマニアック(Maniac)は1983年にファースト・ソロ・アルバムの中の1曲でしたが、映画 『 フラッシュダンス 』に使用されたことによって同映画のオリジナル・サウンド・トラック盤になりグラミー賞受賞者になりました。

ミュージック・ビデオ・スタイルを確立させたのはドン・シンプソン(Don Simpson)とジェリー・ブラッカイマー(Jerry Bruckheimer)の2人です。ドン・シンプソンはドラック中毒により52歳で死去しています。

映画 『 メトロポリス 』 original source  1984.

映画 『 メトロポリス(Metropolis)』は1926年に製作されたドイツのサイレント映画です。この作品は現在に至っても評価が高く「SF映画の原点にして頂点」と評されています。映画の内容は100年後の未来を描いたもので西暦2026年にあたります。この作品にサウンド・トラックを加えたのがジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)です。1984年に再編集されました。現在、1926年のオリジナル動画、1984年の再編集モノラル動画とカラー化された動画の3種類が存在します。

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