『SOS…北極 赤いテント(La tenda rossa)』卑怯者は生き英雄は死んでいった

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映画『SOS北極…赤いテント(La tenda rossa)』は1969年の旧ソビエト/イタリア合作作品で、監督はミハイル・カラトーゾフになります。旧ソビエト連邦のグルジア出身でカンヌ映画祭でグランプリを受賞したことがあります。

この作品には国際版とロシア版があり上映時間も使用された主題曲も異なります。また邦題にある「SOS北極…」の部分は日本の配給会社が付け加えたもので日本国外ではタイトル名が判断できなくなります。

映画 『SOS北極,,,赤いテント』 original sound track 1969. ワレリアの恋

国際版の作曲者はエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)でディーノ・アショッラ(Dino Asciolla)によるバイオリンのソロ演奏がオリジナル音源とされています。ロシア版の作曲者はアレクサンドル・ザツェーピン(Aleksandr Zatsepin)によるもので日本では楽曲の美しさから配給会社がロシア版の方の主題曲を選び差し替えています。邦題を「ワレリアの恋」といいます。

映画 『SOS北極…赤いテント』Ennio Morricone Version 1969.

主演はショーン・コネリー(Sir Thomas Sean Connery)、ピーター・フィンチ(Peter Finch)、クラウディア・カルディナーレ(Claudia Cardinale)で1971年のゴールデン・グローブ賞、最優秀外国語映画賞にノミネートされました。

1928年に北極で実際におきた飛行船遭難事故「イタリア号事件」を題材にしています。2007年にロシア版が『SOS北極 レッド・テント』というタイトルでDVD 化されました。なおこの映画は監督であるミハイル・カラトーゾフの遺作になります。

下にある映画『SOS北極…赤いテント』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでこの作品を検索する際に間違えないよう同作品(SOS北極…レッド・テント)に直接移行いたします。またサイト内には『あらすじ』及び作品情報。スタッフ・キャスト情報が閲覧できます。ユーザー・レビューの募集もおこなっております。ご活用ください。

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