『水着の女王(Neptune’s Daughter)』 4スターで唄うBaby, It’s Cold Outside!

公開日:  最終更新日:2020/03/31

エスター・ウィリアムス(Esther Jane Williams)演じる水着会社ネプチューンの女性経営者を中心にしたミュージカル作品で製作・公開は1949年になります。アメリカ作品です。

映画『水着の女王』 予告編 Trailer 1949.

監督はエドワード・バゼル(Edward Buzzell)、音楽担当はジョージ・ストール(George Stoll)です。主題歌はフランク・レッサー(Frank Henry Losser)作詞、作曲による“Baby,It’s Cold Outside”「外は寒いよ」です。

映画『水着の女王』よりBaby,It’s Cold Outside original source

劇中ではエスター・ウィリアムスとリカルド・モンタルパン(Ricardo Montalban)、レッド・スケルトン(Red Skelton)とベティ・ギャレット(Betty Garrett)の2人組が歌いあっています。この曲は第22回アカデミー歌曲賞を受賞しています。

フランク・レッサーは作詞業から音楽の仕事を始め、ブロードウェイミュージカルで失敗、ユニバーサル映画との契約期間もわずか6か月で終了しパラマウント映画に移籍しました。代表的な映画作品としては1937年の『ハリケーン(The Hurricane)』で使われた“Moon of Manakoora”と1939年の映画『砂塵(Destry Rides Again)』で使われた“See What the Boys in the Back Room Will Have”があります。どちらも作詞のみを担当しています。

映画『ハリケーン』より“Moon of Manakoora” 1937.

Moon of Manakooraの作曲者はアルフレッド・ニューマン(Alfred Newman)歌はドロシー・ラムーア(Dorothy Lamour)になります。

映画『砂塵』より“See What the Boys in the Back Room Will Have”

“See what the boys in the back room will have”は邦題を「裏部屋の男たち」といい、フレデリック・ホランダー(Frederick Hollander)作曲、歌はマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)になります。

1955年に公開された映画『野郎どもと女たち(Guys and Dolls)』はフランク・レッサーが作詞・作曲を担当したブロードウェイミュージカルの映画化でマーロン・ブランド(Marlon Brando)、ジーン・シモンズ(Jean Simmons)、フランク・シナトラ(Francis Albert Sinatra)といった大スターが共演しました。

映画『野郎どもと女たち』 original source 1955.

主演の女社長を演じたエスター・ウィリアムズは競泳選手として有名な学生であり、MGMが製作した水着レビューシネマを中心に活躍していました。1961年に引退、2013年6月に死去、91歳でした。

TUTAYAディスカスにこの映画『水着の女王』のレンタルはございません。

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