『タミーと独身者(Tammy and the Bachelor) 』 日本未公開でも曲は有名です。

公開日:  最終更新日:2020/03/08

映画『タミーと独身者(Tammy and the Bachelor)』はシリーズ化され、この作品のあと『タミーよ真実を語れ』『タミーとドクター』が製作されます。日本では『タミーとドクター』のみが公開されていて前2作品はビデオ化もDVDでの発売もありません。主題曲は一貫して「タミー(Tammy)」が用いられました。

映画『タミーと独身者』より「Tammy」 original sound track 1957年

主題曲「タミー」は作曲家のジェイ・リヴィングストン(Jay Livingston)と作詞家レイ・エバンス(Ray Evans)の共作でレコーディング化されている楽曲の歌はデビー・レイノルズ(Debbie Reynolds)が歌っています。

映画『タミーと独身者』予告編 Trailer 1957年

デビー・レイノルズは1952年に映画『雨に唄えば(Singin’ in the Rain)』に抜擢され出演し一躍スターの仲間入りをはたします。 

映画『雨に唄えば』original sound track 1952年

1992年には映画『ボディーガード(The Body Guard)』に本人役で出演しています。

シリーズ化された映画『タミーよ真実を語れ』と『タミーとドクター』の主演はサンドラ・デイになりますが、彼女の唄う「Tammy」はレコーディングされていません。

サンドラ・デイ(Sandra Dee)が唄う「Tammy」original souce

サンドラ・デイは1959年に映画『ギジェット(Gidget)』に出演、同年には映画『避暑地の出来事(A Summer Place)』にも出演しています。

映画『ギジェット(Gidget)』original sound track 1959年

映画『避暑地の出来事(A Summer Place)』original sound track

「Tammy」を共作したジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンスは仲の良いコンビで1949年の映画『腰抜けニ挺拳銃(The Paleface)』の挿入歌である「ボタンとリボン(Buttons and Bows)」でアカデミー賞を受賞しました。今ではポピュラーな曲として親しみがあります。

映画『腰抜けニ挺拳銃』より「Buttons and Bows」original souce 1948年

1950年には映画『別働隊(Captain Carey,U.S.A)』の主題曲「モナ・リサ(Mona Risa)」、1956年には映画『知りすぎていた男(The Man Who Knew too Mach)』の主題歌「ケ・セラ・セラ(Que Sera Sera)」を提供してヒットしました。

映画『別働隊』より「Mana Risa」original sound track 1950年

映画『知りすぎていた男』より「Que Sera Sera」original sound track

映画『タミー』シリーズに出演したデビー・レイノルズとサンドラ・デイの晩年は対照的です。デビー・レイノルズは生涯女優として輝き続けましたが、一方のサンドラ・デイは20歳を過ぎると出演作がなくなり60歳前後でアルコール依存障害となり62歳で亡くなりました。

この映画『タミーと独身者』はDVD化されていませんのでレンタルでの鑑賞はできません。(リンクはされておりません。)

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