『追憶(The Way We Were)』バーブラ・ストライサンドはショー・ビジネスの偉大な表現者

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映画『追憶(The Way We Were)』は1973年のアメリカ作品でウエスト・サイド・ストーリーの台本を手掛けたアーサー・ローレンツ(Arthur Laurents)が脚本を書きました。学生時代の体験をもとにしたストーリーです。

映画『追憶』 予告編 Trailer 1973.

主演はバーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)とロバート・レッドフォード(Charles Robert Redford Jr.)、作曲はマーヴィン・ハムリッシュ(Marvin Hamlish)になります。主題曲は映画タイトルと同じく”The Way We Were”です。

映画『追憶』 original sound track 1973.

作詞はアラン・バーグマン(Alan Bergman)とマリリン・バーグマン(Marilyn Bergman)夫妻で歌っているのは主演女優のバーブラ・ストライサンドです。この“The Way We Were”は1974年のビルボード誌によるシングル・レコード・チャートの年間第1位であり、アカデミー主題歌賞受賞曲に輝きました。

映画『追憶』 original source 1973.

オリジナル・サウンド・トラック盤と劇中で聴くことができる音源には若干の違いがあります。

バーブラ・ストライサンドは未成年の頃からナイトクラブで歌声を披露していて1962年に歌手デビューしました。1964年に初演されたブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・ガール(Funny Girl)』はバーブラ・ストライサンドのために創られたものであり1968年に映画化されアカデミー主演女優賞を獲得します。音楽を担当したのはウォルター・シャーフ(Walter Scharf)です。劇中では涙を滲ませながら歌い始めます。

映画『ファニー・ガール』より“Funny Girl” original sound track 1968.

1976年には映画『スター誕生(A Star is Born)』で製作の総指揮者となり主演、主題曲の作曲者、および歌唱を担当しました。主題曲名は“EverGreen”もしくは「スター誕生の愛のテーマ(Love Theme from a Star is Born)」と言います。作詞はポール・ウィリアムズ(Paul Williams)です。

映画『スター誕生』より“EverGreen” original sound track 1976.

バーブラ・ストライサンドは生い立ちなどにコンプレックスを抱えていたようですが、素晴らしい歌唱力と創造性を表現し映画の世界で活躍しました。また行動力には定評があり数々の音楽を贈り続けています。

下にある映画『追憶』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでこの作品を検索する際に間違えないよう同作品に直接移行いたします。      「関連動画」カテゴリーは2020年3月で終了しました。

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