『 5つの銅貨(The Five Pennies)』娘を省みず演奏に没頭したレッド・ニコルズの栄光と苦悩、そして復活を描いた作品。

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「5つの銅貨」The Five Penniesとは実在のコルネット(トランペットに似た吹奏楽器)奏者であったレッド・ニコルズ(Red Nichols)が結成したバンドの名前です。レッド・ニコルズは1905年生まれ、12歳にときに父親のバンドでコルネットを演奏し1926年に自身のバンドである「ザ・ファイブ・ペニーズ(The Five Pennies)」を結成しました。1942年に一時、娘を思い引退しますが1944年に復帰します。この映画はレッド・ニコルズ(Red Nichols)の伝記的な作品で1959年のアメリカ作品です。

映画 『 5つの銅貨 』  予告編 Trailer  1959.

レッド・ニコルズを演じたのは喜劇俳優として活躍していたダニー・ケイ(Danny Kaye)で、映画の中でダニー・ケイが演奏しているコルネットはレッド・ニコルズ本人によるものです。55歳時の演奏になります。映画では全く姿を見ることはできません。

映画 『 5つの銅貨 』Main Title  original sound track  1959.

上記にリンクされているメイン・タイトルは2004年に再編集、再録音されたものです。主題歌であるThe Five Penniesは主演のダニー・ケイ夫人であるシルヴィア・ファイン(Sylvia Fine)が作詞、作曲しています。歌っているのはダニー・ケイです。

映画 『 5つの銅貨 』 The Five Pennies    original source  Danny Kaye  1959.

映画 『 5つの銅貨 』 Goognight Sleeptight Lullaby in Ragtime   1959.

出演はダニー・ケイ(Danny Kaye)ほか妻役にバーバラ・ベル・ゲデス(Barbara Bel Geddes)、娘役には幼少期をスーザン・ゴードン(Susan Gordon)、13歳の少女期を演じたのはチューズデイ・ウェルド(Tuesday Weld)です。ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)が本人役で出演していてダニー・ケイと「聖者の行進(When The Saints Go Marching)」を歌っています。

映画 『 5つの銅貨 』 聖者の行進  Danny Kaye & Louis Armstrong  1959.

映画 『 5つの銅貨 』   Danny Kaye & Louis Armstrong  1959.

エンディングではジャズ・ミュージシャンのルイ・アームストロングと主人公レッド・ニコルス、その娘、ドロシー・ニコルスがステージ上で異なる3つの曲を同時に歌います。これがひとつのハーモニーになっていきます。

映画 『 5つの銅貨 』 Ending Part Musics  1959.

下にある映画 『 5つの銅貨 』はレンタル・サイトのTSUTAYAディスカスにある同映画に間違えないよう直接リンクされています。サイト内にはこの映画のスタッフ・キャスト情報および、あらすじも掲載されています。またTSUTAYAディスカスの会員によるレヴューもぎざいますのでご参考にしてください。

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