『 ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)』

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映画『 ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)』は1999年のイギリス・アメリカ合作作品です。すでに有名俳優であったジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)とヒュー・グラント(Hugh Grant)の共演作であり話題作になりました。ノッティングヒルはロンドンにある街の名前です。

映画『 ノッティングヒルの恋人 』 予告編 Trailer 1999.

監督のロジャー・ミッシェル(Roger Michell)はロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(Royal Shakespeare Company:略してRSCと言います。)の助監督をしていた経歴があります。39歳で初監督作品を手掛け、この映画『 ノッティングヒルの恋人 』は43歳の時の作品になります。2021年、65歳という若さで亡くなっています。

映画『 ノッティングヒルの恋人 』 opening credits Theme Music 1999.

音楽を担当したのはトレヴァー・ジョーンズ(Trevor Jones)で、映画完成時にオープニングや挿入歌で使用されていた楽曲はシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)が歌うTous les visages de L’amourという曲でした。日本では「忘れじのおもかげ」というタイトルが付けられていますが直訳すると「あらゆる愛の顔」になります。

シャルル・アズナヴール  Tous les visages de L’amour

Tous les visages de L’amourは作詞:ハーバート・クレッツマー(Herbert Kertzmer)、作曲はシャルル・アズナヴールで1974年に発表された楽曲です。試写会を終えた時にイギリスのミュージシャンであるエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)のカバー・バージョンに変更されました。同じ曲ですがタイトルはSheと言います。日本のオリジナル・サウンド・トラック盤にはオープニングも挿入歌もエルヴィス・コステロが使われていますが、映画自体にはオープニングではシャルル・アズナヴールの楽曲が使われ、挿入歌にエルヴィス・コステロの歌唱が使用されています。

映画『 ノッティングヒルの恋人 』 ending scean 1999.

主演のジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)は1988年に映画デビューすると1989年の映画『 マグノリアの花たち (Steel Magnolias)』における6人の女性の中の6番目のクレジットながらゴールデングローブ賞助演女優賞受賞、アカデミー賞にもノミネートされました。

映画『 マグノリアの花たち 』 予告編 Trailer 1989.

ジュリア・ロバーツは1990年の映画『 プリティ・ウーマン(Pretty Woman)』に主演し、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞、アカデミー主演女優賞はノミネートまででしたがハリウッドにおけるトップスターになります。

映画『 プリティ・ウーマン 』 予告編 Trailer 1990.

下にある映画『 ノッティングヒルの恋人 』の画像はレンタル・サイトであるTSUTAYAディスカスにおける同作品に直接移行いたします。サイト内にはスタッフ・キャスト情報、あらすじに加えご覧になられた方からのレビュー投稿もございます。ご活用ください。

追記:楽曲を提供したシャルル・アズナヴールは2018年9月に来日しており、東京NHKホールと大阪NHKホールでコンサートをおこなっています。このコンサートが最後のコンサートになります。2018年10月1日に自宅で亡くなりました。94歳でした。

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