『悲しみよこんにちは(Bonjour Tristesse)』 フランソワーズ・サガン(Françoise Sagan)が18歳の時に書き上げた処女作の映画化

公開日:  最終更新日:2022/04/13

映画 『悲しみよこんにちは(Bonjour Triatesse)』は1958年のアメリカ・イギリス合作作品でフランソワーズ・サガン(Françoise Sagan)が18歳の時に書き上げた処女作を映画化したものです。

映画 『悲しみよこんにちは 』 予告編 Trailer 1958.

音楽を担当したのはジョルジュ・オーリック(Georges Auric)です。1952年の映画『赤い風車(Moulin Rouge)』、1953年の映画『ローマの休日(Roman Holiday)』などが代表作のフランスの作曲家です。

映画 『悲しみよこんにちは 』 original sound track 1958.

映画 『赤い風車(Moulin Rouge) 』 original sound track 1952.

映画 『ローマの休日 』Ending Theme original sound track 1958.

監督はオットー・プレミンジャー(Otto Preminger)で1953年の映画『第十七捕虜収容所(Stalag 17)』では俳優として冷酷なドイツ軍人を演じている俳優でもあります。また1960年の映画『栄光への脱出(Exodus)』の監督です。

映画 『第十七捕虜収容所(Stalag 17)』 When Johnny comes Marching Home 1953. original source

映画 『栄光への脱出 』 original sound track 1960.

出演は「英国の薔薇」の愛称をもつデボラ・カー(Deborah Kerr)とデヴィット・ニーヴン(David Niven)です。映画「007シリーズ」の原作者であるイアン・フレミング(Ian Lancaster Fleming)はジェームズ・ボンド(James Bond)のイメージをデヴィット・ニーヴンに想定していました。ですのでジェームズ・ボンドとデヴィット・ニーヴンの生い立ちが同じになっています。

映画 『007/ カジノロワイヤル(Casino Royale)』 The look of Love original sound track 1967.

デヴィット・ニーヴン(David Niven)は映画『007 カジノロワイヤル(Casino Royale)』でのみジェームズ・ボンド役を演じていますが老令のボンドという設定のコメディー映画です。

映画 『カジノロワイヤル』の音楽を担当したのはバート・バカラック(Burt Freeman Bacharach)とハーブ・アルパート(Herb Alpert)です。
バート・バカラック はマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)のバック・オーケストラの指揮者やアレンジ、ピアノ演奏を担当していた音楽家です。

映画 『明日に向かって撃て!』Raindrops Keep Fallin’ on my Head

1969年の映画『明日に向かって撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid)』の主題歌である「雨にぬれても( Raindrops Keep Fallin’ on my Head )はバート・バカラックの作曲でアカデミー主題歌賞を受賞しました。

またハーブ・アルパートはトランペット奏者で有名な楽曲にBitter sweet Sanbaがあります。作曲者はソル・レイク(Sol Lake)ですがトランペットの演奏者がハープ・アルパートです。ニッポン放送のラジオ番組「オールナイト・ニッポン」のテーマ曲です。残念ながら映画音楽として使用された記録がありません。

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