『幸せの行方(L’entrangere)』新聞記事の文字が伝えた女の過去
映画『幸福の行方(L’etrangere)』は1967年のフランス作品になります。監督であるセルジオ・ゴビ(Sergio Gobbi)自身が脚本を書き上げ、回想シーンをモノラル映像で表現したラブ・ストーリーです。出演はマリー=フランス・ポワイエ(Marie=France Boyer)、ピエール・バネック(Pierre Vaneck)になります。
映画 『幸せの行方 』 original sound track 1967. Romual
音楽を担当したのはロミュアル(RomualもしくはRomuald)というフランスの作曲家で本名はRomuald Jean Figuier(ロミュアル・フィギエ)といいます。歌っているのもロミュアル本人になります。邦題が「見知らぬ女のバラード」となっていた時期がありますが同じ曲です。
映画 『幸福の行方 』 Instrumental Piano version
インストゥルメンタル盤はピアノをメインにしたジャック・ダンシャン指揮によるオーケストラ・バージョンになります。フィリップスから発売されたレコードを参照してみるとA面:Chanson Pour L’EtrangereとなっていてB面も同じく
Chanson Pour L’Etrangere (Instrumental Piano)と()の部分だけが加えられているのみです。視聴版LPが製作されていますが「見知らぬ女のバラード」となっていました。
ロミュアルという作曲家、または歌手は1941年5月5日生まれのフランスの歌手です。国際的な歌謡祭に出場しては優秀な成績を残しています。1967年のフランス映画『ロシュフォールの恋人たち(The Young Girls of Rochefort / Les Demoiselles de Rochefort )』に出演しているジョージ・チャキリス(George Chakilis)のフランス語版吹き替えの歌の部分を担当しています。作曲者はミシェル・ルグラン(Michel Legrand)、主演はカトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)です。
映画 『 ロシュフォールの恋人たち 』 de ville en ville 1967.
映画『 幸せの行方 』はTUTAYAディスカスでは取り扱っておりませんでした。
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