Summertime 旅情 1955.         主題歌は「ベニスの夏の日(Summertime in Venice)」

公開日:  最終更新日:2020/07/26

映画『旅情(Summertime)』は1955年制作のアメリカ/イギリス合作作品でロケーションはヴェネチアでおこなわれました。1952年にブロードウェイで初演されたアーサー・ローレンツ(Arthur Laurents)の戯曲「カッコウ鳥の頃(The Time of the Cuckoo)」の映画化です。

映画『旅情』 予告編 Trailer 1955.

監督はデヴィッド・リーン(David Lean)で、主演にはキャサリーン・ヘップバーン(Katharine Houghton Hepburn)とイタリアの男優ロッサノ・ブラッツィ(Rossano Brazzi)を選出しています。

音楽を担当したのはアレッサンドロ・チコニーニ(Alessandro Cicognini)が作曲した音源に英語の歌詞をカール・スィグマン(Carl Sigman)が付けたもので主演のロッサノ・ブラッツィが歌っています。

映画『旅情』original sound track 1955.

主題曲の原題は「ベニスの夏の日(Summertime in Venice)」ですが「旅情のボレロ」という別名もあり、一般的には『旅情」になります。オリジナル・サウンド・トラック盤はアレッサンドロ・チコニーニ楽団による演奏を収録したものがレコーディングされています。

映画『旅情』original sound track Alessandro Cicognini

主演のロッサノ・ブラッツィは1958年の映画『南太平洋(South Pacific)』にも主演していますが、この映画における最大のヒット曲である「誘惑の宵(Some Enchanted Evening)」の歌唱シーンは吹き替えられておりジョルジオ・トッツィ(Giorgio Tozzi)が歌っています。また1972年の映画『ゴッドファーザー(The Godfather)』の出演のオファーもありましたが断っていてマーロン・ブランド(Marlon Brando)になりました。

映画 『南太平洋』より「魅惑の宵(Some Enchanted Evening)」1958.

下にある映画『旅情』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでこの作品を検索する際に間違えないよう同映画に直接移行いたします。またサイト内にある「関連動画」ではこの映画の一部が無料配信されております。ご活用ください。

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