『華麗なるギャッビー(The Great Gatsby)』何に対して僕は誓いを立て続けようか? What’ll I Do?

公開日:  最終更新日:2020/06/28

映画『華麗なるギャッビー(The Great Gatsby)』は1974年のアメリカ作品でフランシス・スコット・キー・フィッシェラルド(Francis Scott Key Fitzgerald)の同名小説の映画化です。1920年代の繁栄するアメリカで決して戻れない過去の愛を取りかえそうとするギャッビーという男を描いています。

映画 『華麗なるギャッビー』 予告編 trailer 1974.

映画の中で使われた男優衣装はすべてラルフ・ローレン(Ralph Lauren)が手掛けていてアカデミー賞の衣装デザイン賞と編曲賞を受賞しました。また小説自体も20世紀英語で書かれた小説の第2位に選ばれています。(第1位は Ulysses)

映画 『華麗なるギャッビー』 What’ll I Do  デイジーのテーマ 1974.

主題歌は「デイジーのテーマ」という邦題が付いていますがアービング・バーリン(Irving Berlin)が作曲したWhat’ll I Doという曲です。この曲を映画のために編曲したのがクレジットされているネルソン・リドル(Nelson Riddle)になります。

映画 『スイング・ホテル(Holiday Inn)』 original sound track 1942.

1942年の映画『スイング・ホテル(Holiday Inn)』で使われた「ホワイト・クリスマス(White Christmas)」の作詞、作曲もアービング・バーリンでビング・クロスビー(Bing Crosby)がラジオ番組で歌ったことがきっかけとなり映画でもビング・クロスビーが歌っている音源が用いられました。

映画 『ショウほど素敵な商売はない(There’s No Business Like Show Business)』 original sound track 1954.

ア-ビング・バーリン(もしくはアーヴィン・バーリン)は音楽教育を受けていないため楽譜を読むことも書くことも出来ませんでした。1954年の映画 『ショウほど素敵な商売はない(There’s No Business Like Show Business)』は1946年に「アニーよ銃をとれ(Annie get your gun)」という舞台ミュージカルのために書いた曲で映画ではエセル・マーマン(Ethel Merman)が歌っています。

「ホワイト・クリスマス」はホテルのプール・サイドで浮かび上がってきたメロディーをその場で書き取ってもらったそうです。

映画 『華麗なるギャッビー』のオープニングで使われた曲には前奏部分がありません。歌っているのは俳優のウィリアム・アザートン(William Atherton)です。なぜ、ウィリアム・アザートンが歌うことになったのか調べてみましたが解かりませんでした。

映画 『華麗なるギャッビー』 opening Theme 1974.

映画 『華麗なるギャッビー』 より Charleston 1974.

監督はジャック・クレイトン(Jack Clayton)で1959年の映画『年上の女(Room at the Top)』の評価は高く英国アカデミー賞受賞、アメリカ・アカデミー賞にもノミネートされました。

映画 『年上の女』 original sound track 1959.

主演のギャッビーにはロバート・レッドフォード(Charles Robert Redford Jr.)、デイジー役はミア・フォロー(Mia Farrow)を起用しました。ミア・フォローは1968年の映画『ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary’s Baby)』が初の主演作品になり、この映画の演技が高評価されました。

映画 『ローズマリーの赤ちゃん』 original sound track 1968.

下にある映画『華麗なるギャッビー』ポスターはレンタル・サイトのTUTAYAディスカスでこの作品を検索する際に間違えないよう同作品に直接移行いたします。またサイト内には『あらすじ』及び作品情報。スタッフ・キャスト情報が閲覧できます。ユーザー・レビューの募集もおこなっております。ご活用ください。

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